いびきのレーザー治療と費用

いびきは、狭くなった上気道が呼吸時に擦れて出す音で睡眠時に出ます。様々な病気や器質的な異常・障害、その他一時的な疲れやアルコールの影響などによって、軟口蓋や舌根が上気道をふさぎくとで上気道が狭くなることがあり、この状態での呼吸が塞いだ物を振動させて音が出るといわれます。「いびき外来」などが設けられている医療施設もあり、通常は耳鼻咽喉科の受診が推奨されます。

いびきは呼吸のリズムと同期して起こるため、それが途切れることが一定レベル以上起こると、睡眠時無呼吸症候群の発見の手がかりとなります。軟口蓋などが気道を塞ぐために呼吸が途切れると、一般に睡眠レベルが浅くなり、熟睡ができないために昼間の活動に支障をきたします。

これが疑われる場合、まずは家族に自分のいびきの様子などをチェックしてもらうと良いでしょう。

無呼吸とまではいかない場合、睡眠時低呼吸症と診断されるようです。睡眠時であるために、いびきは本人が気付かないことが多く、同じ場所にいる人などの睡眠の障害となることから、他人に迷惑をかけることや羞恥心のため、団体旅行を避けるようになるなど、様々なリスクを背負うケースが多く、夫婦の寝室が別室となるだけではなく、離婚等の原因ともなり得るので、早めの受診をおすすめします。